こんにちは、エイジです。撮影を始めたばかりのころ、私も「三脚ってどれを買えばいいんだろう?」と悩み続けた経験があります。
カメラを買い、レンズを揃えたら、次の大きな買い物が三脚です。ところが三脚は種類が多く、メーカーも様々で、どれが自分に合うのかがまったく分からない。「とりあえず安いもので」と買って後悔した方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、私が長年信頼しているマンフロットの055シリーズについて、その歴史から現行モデル、具体的な用途別おすすめまで徹底的に解説します。この記事を読めば、055シリーズがあなたに合う三脚かどうかが分かるはずです。

マンフロットとはどんなブランドか
- フォトリポーターが作った三脚メーカー
- ヴィテックグループ傘下のグローバルブランドへ
- 「メイド・イン・イタリー」へのこだわり
- 1975年ごろ — プロの現場から生まれた一本
- 1999年ごろ — 現代的な055シリーズへの進化
- 2014年 — MT055世代への大規模リニューアル
- 2025年 — 50周年を記念したトータルブラックエディション
- モデル番号の読み方
- 現行ラインナップ一覧
- ① 90度水平センターコラムの圧倒的な便利さ
- ② クイックパワーロック(QPL)による素早いセッティング
- ③ 人間工学的レッグアングルセレクター
- ④ 回転式バブルレベル
- ⑤ Easy Linkコネクター
- ⑥ 10年保証という圧倒的な安心感
- マンフロット055 vs ジッツォ
- マンフロット055 vs スリック(SLIK)
- マンフロット055 vs ベルボン(Velbon)
- マンフロット055 vs 中国系新興ブランド(Leofoto・Marsaceなど)
- ① 鉄道写真
- ② 野鳥写真
- ③ 室内でのブツ撮り
- ④ 人物撮影・ポートレート
- ⑤ 風景写真・長時間露光
- ⑥ 動画撮影
フォトリポーターが作った三脚メーカー
マンフロットの歴史は、1960年代末のイタリアに始まります。創業者のリノ・マンフロット(Lino Manfrotto)は、現場を走り回るフォトリポーター(報道写真家)として活躍していました。彼は仕事を通じて、当時の撮影機材の不便さを痛感していました。
「もっと使いやすい三脚があれば、もっとスタジオ機材が安定していれば」——そんな思いから、リノは仲間とともに機材の自作を始めました。自らの現場経験をもとに設計された製品は、使い勝手の良さと堅牢性でプロの間で評判となります。
1972年、リノは技術者のジルベルト・バットッキオ(Gilberto Battocchio)とパートナーシップを結び、イタリア北部のバッサーノ・デル・グラッパに正式にブランドを設立。その2年後の1974年には、最初のマンフロット製三脚が誕生しました。
その後、Superboom(スーパーブーム)、Autopole(オートポール)、Super Clamp(スーパークランプ)といった、今でもスタジオの定番として使われる製品を次々に開発。マンフロットの名前はたちまちプロの世界で広まっていきました。
ヴィテックグループ傘下のグローバルブランドへ
事業拡大に伴い、リノ・マンフロットの株式はイギリスのヴィテックグループ(現:Videndum plc)に買収されました。これにより、マンフロットは新たな市場へのアクセスを得て、放送・コンテンツクリエイション分野での世界的なプレゼンスをさらに強化します。
現在、マンフロットは65カ国以上で販売され、イタリア国内での三脚市場シェアは約70%、ヨーロッパ主要5カ国では約50%を誇ります。日本市場においても、国内の三脚カテゴリーで首位を争うトップブランドです。
同じヴィテックグループには、カーボン三脚の最高峰として知られるジッツォ(Gitzo)も属しており、二つのブランドはそれぞれ異なる市場ポジションを確立しています。
「メイド・イン・イタリー」へのこだわり
50年以上が経った今もなお、マンフロットはイタリア・ヴェネト州フェルトレの自社工場での生産にこだわり続けています。中国メーカーが人件費の安さで攻勢をかけるなか、マンフロットは生産・物流の徹底的な効率化と最新の産業用オートメーションを導入することで、高品質と競争力のある価格を両立させています。
60以上の特許を保有し、現場で働くプロフェッショナルたちと協力しながら製品を開発するというスタイルは、創業当初から変わっていません。「クリエイターのそばにある道具」であり続けるための哲学が、マンフロット製品の根底に流れています。
055シリーズの誕生と歩み
1975年ごろ — プロの現場から生まれた一本
055シリーズの歴史は、マンフロットが三脚製造を始めて間もないころにさかのぼります。プロのフォトグラファーやビデオグラファーが求める「安定性」「高さ」「汎用性」を徹底的に追求した結果として生まれた055は、長く会社のフラッグシップモデルとして君臨してきました。
最初期の055は、アルミニウム製の堅牢なボディと、当時としては革新的な使い勝手を持っていました。プロが現場で使い込んでも壊れない耐久性と、重いフィルムカメラでも安定して支えられる積載能力が、055を特別な存在にしました。
1999年ごろ — 現代的な055シリーズへの進化
現在のネーミング体系の原型となる「055シリーズ」は1999年ごろに整備されました。モデル番号が「055」から始まる製品群として体系化され、素材・脚段数・機能の違いによってバリエーションが展開されていきます。
アメリカではBogen(ボーゲン)ブランドで販売されていたことも多く、たとえば055XPROBはBogen 3021BPROとして知られていました。その後、マンフロットブランドへの統一が進み、現在は世界共通のブランド名とモデル番号で販売されています。
2014年 — MT055世代への大規模リニューアル
2014年には大きなリデザインが行われ、モデル番号の頭に「MT」が付く現行世代へと刷新されました。この世代から、現在の055を特徴付けるキーメカニズム「90度水平センターコラム」が標準搭載されるようになります。
レッグロック機構もより使いやすいクイックパワーロック(QPL)に統一され、操作性が大幅に向上。イタリア工場での品質管理が強化されたのもこの世代からです。
筆者はMT055CXPRO3とMVK502055CXPROVを使用しています。055シリーズはかなりしっかりした三脚で、カーボンとはいえそれなりの重量があります。スタジオで一日中撮影し続けるような状況では安定感があり重宝しています。
なお、コンパクトな三脚ではないため、家族旅行など適しません。
風景写真や野鳥の撮影のお供には最高だと思います。
2025年 — 50周年を記念したトータルブラックエディション
2025年2月25日、055シリーズは誕生50周年を迎え、記念すべき「トータルブラック」特別エディションが発表されました。アルミニウム製・カーボンファイバー製のフォトキット(XPROボールヘッド付き)と動画向けのビデオキット(502フルードビデオヘッド付き)が揃い、フォトキットはArca-Swiss互換プレートも採用されるなど機能面でも充実。
50年間、世代を超えてプロとアマチュアを問わず愛用されてきた055シリーズの歴史の重みを感じさせるリリースとなっています。
055シリーズのバリエーションと現行モデル
モデル番号の読み方
055のモデル番号は一見複雑に見えますが、規則を知れば簡単に読み解けます。
| モデル番号の構成要素 | |
| MT | 現行世代(2014年以降)のモデルを示すプレフィックス |
| MK | 雲台がセットになっているもの |
| MVK | ビデオ雲台がセットになっているもの |
| 055 | シリーズナンバー(090や190より大きいサイズ) |
| C / X | C = カーボンファイバー製 / X = アルミニウム製 |
| PRO | 90度水平センターコラム搭載 |
| 3 / 4 | 脚の段数(3段または4段) |
現行ラインナップ一覧
2026年2月時点の現行モデルをまとめます。
MT055XPRO3 アルミニウム・3段
| 素材 | アルミニウム |
| 脚段数 | 3段 |
| 最大高さ | 170cm |
| 最低高さ | 9cm |
| 収納時全長 | 61cm |
| 自重 | 2.5kg |
| 特徴 | 90度水平センターコラム、QPLロック、Easy Link端子、バブルレベル 最もスタンダードで頑丈。重いが安定感抜群。 |
MT055CXPRO3 カーボンファイバー・3段
| 素材 | 100%カーボンファイバー |
| 脚段数 | 3段 |
| 最大高さ | 170cm |
| 最低高さ | 9cm |
| 収納時全長 | 61cm |
| 自重 | 2.1kg(アルミより約400g軽量) |
| 特徴 | 振動吸収性能が高く、屋外・旅行撮影にも最適 剛性を保ちつつ軽量化。長時間の移動を伴う撮影に。 |
MT055CXPRO4 カーボンファイバー・4段
| 素材 | 100%カーボンファイバー |
| 脚段数 | 4段 |
| 最大高さ | 170cm |
| 最低高さ | 9cm |
| 自重 | 2.25kg |
| 特徴 | 4段ゆえに収納時がコンパクト。旅行や登山との相性が良い |
このほか、雲台とのキットモデル(MK055XPRO3-BHQ2など)や、2025年登場のトータルブラックエディションも存在します。
055シリーズの特徴・強みを深掘りする
なぜ055がこれほど支持されるのか。それは、他にはない独自の機構にあります。
① 90度水平センターコラムの圧倒的な便利さ
現行055シリーズの最大の特徴は、なんといっても「90度水平センターコラム機構」です。通常の三脚はセンターコラムを上下に伸ばすだけですが、055はレバー操作一つでコラムを90度倒し、水平方向に伸ばすことができます。
これが何の役に立つのか?たとえば、テーブルの上にある料理や小物を真上から撮りたいとき、通常の三脚では脚を広げて低くしてカメラを傾けるしかなく、非常に安定しません。しかし055なら、脚を立てたままコラムを水平に倒し、真上から安定した状態で撮影できます。ブツ撮りだけでなく、花のマクロ撮影など地面スレスレのローアングル撮影にも大活躍します。
さらにカメラを装着したままポジションを変えられるため、機材の付け外しの手間がありません。一度使うともう手放せない、055の一番の魅力です。
② クイックパワーロック(QPL)による素早いセッティング

脚のロック機構には「クイックパワーロック(QPL)」が採用されています。レバーを一操作するだけで3段の脚すべてをワンアクションで開くことができ、現場での素早いセッティングが可能です。
ファスナーをグルグルと回すタイプのロックと比べると、セッティングにかかる時間は大幅に短縮されます。「決定的瞬間」を狙うシーンでは、この数秒の差が大きな意味を持ちます。
筆者のメイン三脚は055ですが、年に数回、レバーで指を挟んでしまうことがあります。めちゃくちゃ痛いのでおっちょこちょいな人は要注意です…
③ 人間工学的レッグアングルセレクター
三段階の角度調整ができるレッグアングルセレクターにより、脚の開き角度をワンタッチで変更可能です。狭い場所でも広い場所でも、状況に合わせたベストポジションを素早くとることができます。
各脚を独立して動かすことができるので、凸凹した地面や石畳でも安定した接地が可能です。

④ 回転式バブルレベル
センターコラムの周りを360度自由に回転するバブルレベルが内蔵されています。どの方向からでも水平を確認できるため、水平線が命の風景写真や建築写真でも安心して使えます。

⑤ Easy Linkコネクター
055には「Easy Link」と呼ばれるコネクターが装備されており、LEDライト、リフレクター、フラッシュなどのアクセサリーを三脚に取り付けられます。三脚をモバイルスタジオとして活用できる、055ならではの機能です。


⑥ 10年保証という圧倒的な安心感
マンフロットは購入後のオンライン製品登録を行うことで、055シリーズに対して購入から最大10年間の保証を提供しています。三脚は消耗品ではなく「一生もの」の投資です。10年保証はその考え方を体現したものであり、品質への自信の表れでもあります。
また、パーツひとつから注文することができるサポート会社、マンフロットスペアーズがあるのも強みです。長く使う機材だからこそ、自分で修理するためのパーツを入手できるのはありがたいです。
第5章 190・290など下位モデルとの比較
マンフロットには055のほか、190シリーズ・290シリーズ・Befreeシリーズなどがあります。「055は自分に必要か?」を判断するため、違いを整理しましょう。
| 比較項目 | 055シリーズ | 190シリーズ | 290シリーズ | Befreeシリーズ |
| 最大高さ | 約170cm | 約144cm | 約152cm | 約145cm |
| 積載荷重目安 | 約8kg | 約7kg | 約5kg | 約4kg |
| 水平コラム | ○(90度) | ○(90度) | × | × |
| 自重(Al) | 約2.5kg | 約1.7kg | 約1.6kg | 約1.2kg |
| 収納サイズ | 61cm | 約60cm | 約58cm | 約40cm |
| 価格帯目安 | 35,000〜60,000円 | 22,000〜45,000円 | 15,000〜25,000円 | 18,000〜35,000円 |
| こんな人向け | プロ・本格派の方 | 準プロ・コスパ重視 | 初心者・サブ機用 | 旅行・コンパクト重視 |
055と190の最大の違いは「サイズと積載能力」です。構造的・機能的には非常に似ており、90度水平コラムも190に搭載されています。
「大型のフルサイズ一眼レフに大口径レンズを付けて使う」「将来的に機材を増やしたい」という方には055が向いています。一方で「ミラーレスをメインに使っている」「重い三脚を持ち歩くのが億劫」という方は190から始めるのも賢い選択です。
290シリーズはエントリーモデルとして位置づけられており、水平コラムがなくシンプルな設計です。撮影の幅がどこまで広がるかを考えると、はじめから055か190を選ぶ方が長期的には満足度が高い傾向があります。
他メーカーの三脚との違い
マンフロット055 vs ジッツォ
同じヴィデンダム(Videndum)グループ傘下のジッツォは、超高級カーボン三脚の代名詞的ブランドです。素材の品質や軽量化では世界最高峰と評されますが、価格は055の2〜3倍以上になることが多く、エントリー〜中級者向けとは言い難いポジションです。
「安定性・機能・価格のバランス」で選ぶなら055、「軽量性と素材の極みを追求する」ならジッツォ、と整理できます。
マンフロット055 vs スリック(SLIK)
国産三脚メーカーのスリックは、日本市場でも長い歴史を持ちます。価格帯は幅広く、エントリー〜ミドルレンジのラインナップが充実しています。国内サポートがしっかりしているのも強みです。
一方、055のような「90度水平コラム」はスリックの同価格帯にはあまり見られない機能です。機能的なアドバンテージで選ぶなら055、国産サポートや親しみやすさで選ぶならスリックという棲み分けになります。
マンフロット055 vs ベルボン(Velbon)
ベルボンも歴史ある国内ブランドで、軽量モデルから本格モデルまで幅広い展開をしています。エントリーモデルのコスパは高いですが、中上級者が求める安定性・機能面では055に一歩譲る印象です。
マンフロット055 vs 中国系新興ブランド(Leofoto・Marsaceなど)
近年、LeofotoやMarsaceなど中国系の三脚ブランドが高品質・低価格で市場に参入しています。Arca-Swiss互換プレート対応など、先進的な機能を低価格で提供しており、コスパの高さは確かです。
一方で、ブランドの歴史・修理対応・パーツ供給・10年保証といったアフターサポートの充実度では、50年の歴史を持つマンフロットに分があります。「長く使える道具」として投資するならマンフロット055は非常に理にかなった選択肢です。
第7章 用途別おすすめ雲台ガイド
三脚と同じくらい重要なのが「雲台(うんだい)」の選択です。雲台とはカメラを三脚の上で固定・動かすためのジョイント部分のこと。三脚の性能をどれだけ活かせるかは、雲台選びで大きく変わります。055シリーズは雲台なしの脚のみのモデルが基本なので、用途に合った雲台を組み合わせましょう。
① 鉄道写真
鉄道写真では、さまざまな撮影方法があります。あらかじめ構図を決め、動いている車両が撮影したい場所に来た瞬間撮影するというのであれば、風景写真と同じ要領になりますのでおすすめは3ウェイ雲台(MHXPRO-3W)です。水平を保ったまま、列車を待つのに最適だからです。パン・チルト・ロールの3軸を独立して操作できるため、「もう少し上に」「少し右に傾けて」といった微調整が得意です。
ただし、撮影だけでなく旅行も兼ねている場合は、荷物を少なくしたいというケースもあると思います。そんなときにはXPROボールヘッド(MHXPRO-BHQ2)も有力な選択肢です。クイックリリースプレートで素早い着脱が可能で、ロックが確実にかかるためブレが出にくい。また、慌てた操作でも安全な方向にしか動かないセーフティロック機能はとても頼りになります。
② 野鳥写真
野鳥撮影では、動き回る被写体を素早く追いかける必要があります。そのため、縦横無尽に動かせる「ジンバルヘッド」が最もポピュラーです。ただし本格的なジンバルヘッドは高価で大型のものが多いため、まずはマルチフルードヘッドで代用するのも一つの手です。
055シリーズには、マンフロットの700RC2(フルードビデオ雲台)との組み合わせがよく選ばれます。パン・チルトの滑らかな動きは、飛翔する野鳥を追うのにも向いています。望遠レンズの重みをうまく受け止める積載能力も、055ならではの安心感があります。
③ 室内でのブツ撮り
商品撮影や静物写真では、ミリ単位のフレーミング調整が求められます。ボールヘッドはおおまかな調整には向いていますが、細かい追い込みがしにくい側面があります。
おすすめは3ウェイ雲台(MHXPRO-3W)です。パン・チルト・ロール微調整が可能なことに加え、055の90度水平コラムと組み合わせることで、真上からの俯瞰撮影でも自由自在にアングルを調整できます。
④ 人物撮影・ポートレート
ポートレート撮影では、縦位置・横位置の素早い切り替えと、被写体に合わせた構図変更が多く発生します。
おすすめはハスキーの3Dヘッド(太ネジ穴)です。重量級のレンズを使っていてもすっと動いてぴたっと止まる雲台です。ミリ単位の微調整を瞬時に行える雲台は少ないので、他社製ですが候補として挙げました。撮影中にさっとポジション変更できるスピード感は、被写体が人物の場合には特に重要です。
⑤ 風景写真・長時間露光
風景写真、とりわけ夜景・星空・ND長時間露光といった撮影では、絶対的な安定性が最優先です。
おすすめは3ウェイ雲台(MHXPRO-3W)かパノラマ対応ボールヘッドです。水平ラインの厳密な調整ができる3ウェイ雲台は、地平線・水平線を一発で決めるのに向いています。また、055シリーズ本体の安定性の高さと重さは、長秒露光中のブレを徹底的に排除するうえで大きな武器になります。
風が強い場所では三脚の中心フックに重いバッグなどをぶら下げてさらなるウェイトを加えるテクニックも有効で、055はこの用途にも対応したフックが備わっています。
⑥ 動画撮影
動画撮影では「なめらかなパン(水平移動)・チルト(上下移動)」が命です。スチル用のボールヘッドや3ウェイ雲台を動画に流用すると、カクカクした動きになってしまいます。
おすすめはフルードビデオヘッドとのキットモデルです。055と502フルードビデオヘッドのセットは、動画撮影者の間でも評価が高い組み合わせです。フルードダンパーによる滑らかな操作感は、一度体験すると手放せなくなります。
2025年登場のトータルブラックビデオキット(055 + 502フルードヘッド)は、スタイリッシュな見た目と優れた機能性を両立した完成度の高いシステムです。筆者も使用していますが、Vlogや映像制作を始めたい方にも強くおすすめします。

まとめ — 055シリーズは「はじめての本格三脚」に最適
長い記事を読んでいただきありがとうございました。最後に要点を整理します。
- マンフロットは1972年創業のイタリアのブランド。現場経験豊富なフォトリポーターが始めた、プロフェッショナルのための道具メーカー。
- 055シリーズは誕生から50年の歴史を持つフラッグシップ三脚シリーズ。2025年に50周年記念エディションを発売。
- 最大の特徴は「90度水平センターコラム」。俯瞰撮影やローアングルに圧倒的な強みを発揮する。
- 素材(アルミ/カーボン)と脚段数(3段/4段)の組み合わせで、自分のスタイルに合ったモデルを選べる。
- 190・290シリーズとの違いは主にサイズと積載能力。大型機材でガッツリ使うなら055が最適。
- 10年保証が付属。三脚はコスパの良い長期投資であり、055はそれに値する品質を持つ。
- 雲台は用途ごとに選ぶことが重要です。社外製も含めて多様な選択肢があります。055は脚と雲台が分離するので、三脚は055を使い続け、雲台だけ用途に応じて追加することが可能です。
三脚は「あとから買い直す道具」ではなく、ずっと使い続ける相棒です。055シリーズは、写真を本気で楽しみたいすべての人に自信を持っておすすめできる一本です。
ぜひ実際に店頭で触れてみて、そのしっかりとした作りを体感してみてください。きっと「これだ」という手応えを感じていただけると思います。


