
リニアPCMレコーダーは「唯一の選択肢」ではなくなった。
2010年代後半から2020年代にかけて、音声機材をめぐる環境は根本的に変化した。スマートフォンの爆発的普及、オーディオのワイヤレス化、YouTuberという新しいクリエイター層の出現、そして2020年のコロナ禍——これらの要因が重なり、「音声を収録する」という行為は、かつてないほど多くの人々にとって日常的なものとなった。
だが、音声機材の大衆化は、リニアPCMレコーダーの需要拡大を意味しなかった。むしろ、USBマイクやワイヤレスマイクといった「リニアPCMレコーダーを使わない」音声収録手段が急速に普及し、リニアPCMレコーダーは相対的にニッチな存在へと変わっていった。
ワイヤレス化の潮流——iPodからAirPodsへ
音声消費のワイヤレス化
リニアPCMレコーダーの話に入る前に、音声にまつわる行動様式そのものがワイヤレスへ向かった大きな流れを押さえておきたい。
2001年に登場したApple iPodは、音楽を「持ち運ぶ」行為を変えた。だが、iPodの時代はまだ有線イヤホンが前提だった。ケーブルで本体と耳がつながっている限り、音声体験は物理的に拘束されていた。
転機となったのは 2016年 だ。この年、Appleは2つの決定的な製品を発表した。
- iPhone 7(2016年9月): 3.5mmヘッドフォンジャックを廃止。Lightningアダプターまたは無線接続が必須に
- AirPods(2016年12月): 完全ワイヤレスイヤホン。ペアリングの簡便さ、ケースからの自動接続、バッテリー持続時間のバランスが秀逸で、「完全ワイヤレス」を初めて大衆レベルで実現
Appleの3.5mmジャック廃止は発表当時、強い批判を受けた。だが結果として、この決定はオーディオ業界全体のワイヤレス化を加速させた。Android陣営も追随し、有線イヤホンは「レガシー」の扱いとなっていった。
音声「収録」のワイヤレス化への伏線
消費側(リスニング)のワイヤレス化は、やがて制作側(レコーディング)にも波及する。「ケーブルなしで音声を扱う」ことが日常になれば、「ケーブルなしで音声を録る」ことへの心理的抵抗も薄れるからだ。
だが、2016年時点ではまだ、プロの音声収録でワイヤレスといえば、Sennheiser EW(ew 100シリーズ等)やSony UWP-D(UHF帯)のような、数万〜数十万円の業務用ワイヤレスマイクシステムを指していた。これらは周波数帯の管理やコンプライアンスの知識が必要で、アマチュアには手が出しにくい製品だった。
YouTuberの台頭と音声機材の民主化
「クリエイターエコノミー」の誕生
2010年代中盤以降、YouTubeを中心とした動画プラットフォームのクリエイターが急速に増加した。YouTubeは2007年にパートナープログラム(広告収益の共有)を開始しており、動画制作が「仕事」になる基盤はすでに整っていた。だが、4G LTEの普及、スマートフォンの高性能化、そしてSNSによるコンテンツ拡散のメカニズムが成熟した2015年前後から、YouTuberの数と視聴回数は爆発的に増加した。
YouTubeの経済的インパクトは巨大だ。2024年、YouTubeのクリエイターエコシステムは米国のGDPに550億ドル以上を貢献し、49万以上のフルタイム相当の雇用を支えたとされている(Oxford Economics調べ)。
YouTuberの音声ニーズ——「聴けるレベル」でいい
YouTuberの音声ニーズは、映像制作のプロフェッショナルとは大きく異なっていた。
映像制作者は「シネマティックな映像」に見合う「プロ品質の音声」を求める。だが、YouTuberの多くは自室でカメラに向かって話すスタイル(いわゆる「トーキングヘッド」形式)を採用しており、音声に求められるのは「視聴者がストレスなく聴けるレベル」だった。音質の純度よりも、手軽さとコストパフォーマンスが優先された。
USBマイクの黄金時代——Blue Yeti
このニーズに応えたのが USBマイク だ。PCやMacにUSBケーブル1本で接続し、オーディオインターフェースなしでそのまま収録できる。音声がデジタル変換された状態でPCに入力されるため、オーディオインターフェースやリニアPCMレコーダーは不要になる。
その象徴が Blue Yeti(2009年発売)だ。
Blue Yetisは、American session musicianのSkipper WiseとラトビアのレコーディングエンジニアMārtiņš Saulespurēnsが1995年に設立したBlue Microphones社の製品だ。社名の「Blue」は「Baltic Latvian Universal Electronics」の頭文字とされている。
Blue Yetiは以下の特徴で爆発的に普及した:
- 4つの指向性パターン: カーディオイド、双指向性、無指向性、ステレオを切り替え可能
- USB接続: プラグ・アンド・プレイ。ドライバー不要
- 価格: 約130ドル(発売当時)。プロ品質に近い音質をこの価格で実現
- デザイン: クロームメタリックの存在感あるデザインがYouTube動画で映える
Blue Yetiは10年以上にわたってUSBマイクの代名詞であり続けた。2018年、Logitechが Blue Microphones を1億1700万ドルで買収。その後Logitechは2023年にBlueブランドを廃止し、「Logitech」ブランドに統合した。ブランドは消えたが、Blue Yetiが「YouTuberのマイク」としてこのカテゴリを確立した功績は大きい。
その他の主要USBマイク:
- Audio-Technica AT2020USB+: コンデンサーマイクの定番メーカーによるUSBモデル
- Razer Seiren: ゲーム配信者向けに設計
- HyperX QuadCast: ゲーミングブランドからの参入
- RØDE NT-USB / NT-USB Mini: プロ用マイクメーカーによるUSBモデル。NT-USB Mini(2020年発売)はコンパクトさで人気を博した
- Elgato Wave:3: 配信者向け特化。Elgatoのソフトウェアエコシステムとの連携
USBマイクがリニアPCMレコーダーに与えた影響
USBマイクの普及は、リニアPCMレコーダーの潜在市場を直接的に侵食した。
「PCで音声を録りたい」というニーズに対して、リニアPCMレコーダーは「レコーダーで録音 → SDカードからPCにファイルを転送 → 編集ソフトで読み込み」というワークフローを要求する。一方、USBマイクは「USBを挿す → 録音ソフトのRECボタンを押す」で済む。この手軽さの差は、「音質より効率」を重視するYouTuberにとって決定的だった。
ただし、USBマイクは「据え置き」が前提だ。自室でのトーキングヘッド撮影やポッドキャスト収録には最適だが、屋外のフィールドレコーディングや、カメラとの同期が必要な映像制作には使えない。リニアPCMレコーダーの領域が完全に代替されたわけではなく、「棲み分け」が進んだと見るのが適切だ。
2019年——ワイヤレスマイク革命元年
RØDE Wireless GO——ゲームチェンジャー
2019年4月、NAB Show(ラスベガス)で発表された RØDE Wireless GO は、音声収録のワイヤレス化を一気に大衆レベルまで押し下げた。
RØDE Wireless GOの革新性は以下の点にあった:
- 超小型・超軽量: 送信機はクリップで胸元に直接装着可能。外付けラベリアマイク不要(送信機に内蔵マイク搭載)
- 価格: 199ドル(約2万円)。従来の業務用ワイヤレスシステム(Sennheiser EWシリーズ等)の数分の一
- 2.4GHz帯: 周波数ライセンス不要。世界中どこでも合法的に使用可能
- 簡単なペアリング: 送信機と受信機の電源を入れるだけで自動接続
- 3.5mm出力: カメラのマイク入力に直接接続。外部レコーダー不要
Wireless GOの登場以前、「ワイヤレスで音声を録る」ためには、UHF帯のワイヤレスマイク(5万〜30万円)を購入し、周波数調整を行い、場合によってはレコーダーに接続するという複雑なセットアップが必要だった。Wireless GOはこのすべてをスキップし、「送信機をつけて、受信機をカメラにつなぐだけ」というシンプルさを実現した。
Deity Connect——プロ寄りのアプローチ
同じNAB 2019で、中国のDeity Microphonesも Deity Connect を発表した。Deity Connectは2.4GHz帯のワイヤレスシステムだが、RØDE Wireless GOよりもプロ向けの設計だった。タイムコード同期機能、XLR出力対応、送信機でのバックアップ録音機能を備え、サウンドミキサーの実務にも耐えうるスペックを持っていた。
Deity Connectの存在は、2.4GHz帯ワイヤレスが「おもちゃ」ではなく「プロの道具」にもなりうることを示した。
RØDE Wireless GO II(2021年)
RØDEは2021年に Wireless GO II を発表。2系統の送信機を1つの受信機で受信するデュアルチャンネル構成を実現した。インタビューや対談など、2名の出演者の音声を個別に録音できるようになった。さらに、送信機に内蔵の録音機能(オンボードレコーディング)を搭載し、ワイヤレス信号が途切れた場合のバックアップ録音が可能になった。
競合の参入——DJI Mic、Hollyland Lark
RØDE Wireless GOの成功は、多くの競合メーカーの参入を促した。
DJI Mic(2022年): ドローンメーカーDJIが音声機材に参入。充電ケース、タッチスクリーン受信機、内蔵録音機能を備えた。DJIの膨大な映像制作ユーザーベースに直接リーチできる強みがあった。2024年1月には後継機 DJI Mic 2(349ドル)が発売され、32-bit float内蔵録音、ノイズキャンセリング、Bluetooth接続を追加した。
Hollyland Lark シリーズ: 中国のHollyland Technologyは、ワイヤレス映像伝送装置(Mars/Cosmo シリーズ)で知られるメーカーだ。2021年の Lark 150 を皮切りに、Lark M1、そして2024年1月発売の Lark M2(わずか9グラムの超小型送信機)と、小型化と低価格化を推し進めた。
その他の参入メーカー:
- Saramonic Blink シリーズ
- Godox WEC / WMicS2
- Synco G2/G3 シリーズ
2024年時点で、2.4GHz帯ワイヤレスマイクの市場は完全な群雄割拠の状態にある。価格は1万円台から5万円台まで幅広く、「映像を撮るなら、ワイヤレスマイクを買う」という購買行動が、ビデオグラファーの間で標準化された。
コロナ禍(2020-2022年)——音声機材の「一般化」
全員がマイクを必要とした
2020年初頭から世界を覆ったCOVID-19パンデミックは、音声機材の市場を予想外の形で拡大させた。
リモートワークの急速な普及により、Zoom(ビデオ会議サービス)、Microsoft Teams、Google Meetを使ったオンライン会議が日常化した。ノートPCの内蔵マイクではハウリングや音質の低さに悩まされるユーザーが続出し、外部マイクの需要が急増した。
同時に、ポッドキャストや音声SNS(Clubhouse、Twitter Spaces)のブームも追い風となった。
コロナ禍で売上が急増した製品カテゴリ:
- USBマイク: Blue Yeti、RØDE NT-USB Mini、Elgato Wave:3
- ヘッドセットマイク: ゲーミングヘッドセット(HyperX、SteelSeries等)
- ウェブカメラ: Logitechのウェブカメラは一時的に品薄状態に
- USBオーディオインターフェース: Focusrite Scarlett Solo/2i2、MOTU M2
「音声を録る」行為のコモディティ化
コロナ禍がもたらした最大の変化は、「音声を録る」という行為そのもののコモディティ化 だ。
コロナ以前、「マイクを買う」という行為は、音楽家、映像制作者、ポッドキャスターなど、「音声を仕事にする人々」の専売特許だった。だが、コロナ禍では一般のビジネスパーソンが「会議の音質改善」のためにマイクを購入した。教師がオンライン授業のために、医師が遠隔診療のために、弁護士がオンライン法廷のために——あらゆる職業の人々がマイクを「仕事の道具」として導入した。
この大衆化により、「マイク」に対する社会的な認知と理解が格段に向上した。だが同時に、「手軽に使える」ことへの期待値も上がり、セットアップに手間がかかるリニアPCMレコーダーは、ますますニッチな選択肢となった。
ワイヤレスマイクがリニアPCMレコーダーの領域を侵食する
「カメラ同録」の変容
リニアPCMレコーダーが映像制作で最も活用されていたのは、第5章で述べたとおり「カメラとの別録り(ダブルシステム)」だった。だが、ワイヤレスマイクの登場と進化により、このワークフローは大きく変わった。
2024年時点の典型的なワイヤレスマイクのワークフロー:
- 送信機を出演者の胸元にクリップ
- 受信機をカメラの3.5mmマイク入力に接続(またはUSB-Cでスマートフォンに直接接続)
- 録画開始と同時に音声もカメラ内に記録される
このワークフローでは、外部レコーダーが不要だ。映像と音声が最初からカメラ内で同期されているため、ポストプロダクションでの同期作業も不要。PluralEyesのような同期ソフトウェアも必要ない。
ワイヤレスマイクが「レコーダーを兼ねる」時代
さらに2020年代に入ると、ワイヤレスマイクの送信機自体に録音機能が搭載されるようになった。
- RØDE Wireless GO II: 送信機に内蔵録音(圧縮形式で最大40時間以上、非圧縮WAV 24-bit/48 kHzで最大約7時間)
- DJI Mic 2(2024年): 送信機に32-bit float内蔵録音
- RØDE Wireless GO Gen 3(2024年12月): 送信機に32-bit float内蔵録音、299ドル
これは決定的な変化だ。ワイヤレスマイクの送信機が、事実上「超小型のリニアPCMレコーダー」になったのだ。送信機で録音されたファイルは非圧縮(またはロスレス)のWAV形式であり、カメラに送信される圧縮音声よりも高品質なバックアップとして機能する。
リニアPCMレコーダーの「別録り」は必要か?
この進化により、リニアPCMレコーダーの「別録り」ワークフローは、以下のような場合を除いて、必要性が薄れてきた:
- マルチチャンネル収録(3チャンネル以上): ワイヤレスマイクは通常2チャンネルまで。それ以上の同時録音にはフィールドレコーダーが必要
- 最高品質のプリアンプ: ワイヤレスマイクの内蔵マイクは小型カプセルであり、プロ用のショットガンマイクやラージダイアフラムコンデンサーマイクには及ばない
- XLRマイクの使用: プロ仕様のXLRマイクを使用する場合、XLR入力を持つレコーダーが必須
- タイムコード同期が必要な現場: 複数カメラ・複数レコーダーの精密な同期が求められるプロの現場
2018-2024年のタイムライン
| 年 | 出来事 | リニアPCMレコーダーへの影響 |
|---|---|---|
| 2016 | iPhone 7でヘッドフォンジャック廃止、AirPods発売 | オーディオのワイヤレス化が加速。消費者の意識が「ワイヤレス=普通」に変化 |
| 2017 | Sound Devices MixPre-3/6 発売 | プロ用レコーダーの価格帯が引き下がる |
| 2019 | RØDE Wireless GO 発表(NAB 2019)、Deity Connect 発表 | ワイヤレスマイクがカメラ同録に参入。別録りワークフローの代替が始まる |
| 2019 | Zoom F6 発売(32-bit float対応) | リニアPCMレコーダー側も技術革新で応戦 |
| 2020 | COVID-19パンデミック、リモートワーク急拡大 | USBマイク需要が爆発。音声機材の大衆化が進む |
| 2021 | RØDE Wireless GO II 発売、Sony PCM-D100生産終了 | ワイヤレスの進化とPCMレコーダー撤退が同時進行 |
| 2022 | DJI Mic 発売、Zoom F3 発売 | ドローンメーカーDJIがワイヤレスマイクに参入。Zoom F3は32-bit float超小型レコーダーで対抗 |
| 2024 | DJI Mic 2、Hollyland Lark M2、RØDE Wireless GO Gen 3 発売 | ワイヤレスマイクに32-bit float録音が標準化。「送信機=レコーダー」の時代に |
この時代の総括——リニアPCMレコーダーの「相対化」
2016年から2024年にかけての約8年間で、リニアPCMレコーダーを取り巻く環境は根本的に変わった。
リニアPCMレコーダーの地位を揺るがした3つの波:
- USBマイクの波(2015年〜): 据え置き型の音声収録においてリニアPCMレコーダーの代替となった。YouTuber、ポッドキャスター、ゲーム配信者はリニアPCMレコーダーを必要としなくなった
- ワイヤレスマイクの波(2019年〜): 移動を伴う映像制作の音声収録において、ダブルシステム(別録り)の代替となった。ワンマンのビデオグラファーは外部レコーダーを持たなくなった
- コロナ禍の波(2020年〜): 音声機材全般の大衆化。「マイクを買う」行為が一般化したが、その多くはUSBマイクやワイヤレスマイクに向かった
これらの波は、リニアPCMレコーダーの市場を「破壊」したわけではない。だが、かつて「高音質で音声を録る唯一の手軽な手段」だったリニアPCMレコーダーは、多くの代替手段の中の「一つの選択肢」へと相対化された。
次章では、こうした環境変化の中で、現在のリニアPCMレコーダーが誰に、なぜ、どのように使われているのかを分析する。
リニアPCMレコーダー・クロニクル——ポータブル高音質録音の軌跡(ガイドページ)
- リニアPCMレコーダーとは何か——定義と、現在の使われ方
- アマチュアによる音声録音の歴史——オープンリールからカセットテープまで
- 音声収録のデジタル化——DAT・MD・HiMDの時代
- リニアPCMレコーダーの登場——Sony PCM-D1からZoom H4nへ
- DSLR革命と音声収録——Canon EOS 5D Mark IIが変えた映像制作の音
- コモディティ化と市場再編——急成長、価格競争、そして撤退
- ワイヤレス化・YouTuber・コロナ禍——音声機材の大衆化とリニアPCMレコーダーの相対化
- 現在のリニアPCMレコーダー——誰が、なぜ、いまも使い続けるのか
関連記事
参考文献・典拠
- “Introducing the Wireless GO (Gen 3) – the Next Generation of the World’s Most Popular Wireless Mic.” RØDE, December 9, 2024. https://rode.com/en-us/about/news-info/introducing-the-wireless-go-gen-3-the-next-generation-of-the-worlds-most-popular-wireless-mic
- “RØDE Wireless GO III adds 32-bit float on-board recording and multiple color options.” Newsshooter, December 9, 2024. https://www.newsshooter.com/2024/12/09/rode-wireless-go-iii-adds-32-bit-float-on-board-recording-and-multiple-color-options/
- “DJI Mic 2: Elevating Professional Audio Recording Excellence.” DJI Newsroom. https://www.dji.com/newsroom/news/dji-mic-2-en
- “DJI Mic 2 review.” SoundGuys. Product release date: January 17th, 2024. https://www.soundguys.com/dji-mic-2-review-108480/
- “Hollyland LARK M2 Announced.” Newsshooter, January 10, 2024. https://www.newsshooter.com/2024/01/10/hollyland-lark-m2-announced/
- “Blue Microphones.” Wikipedia contributors. https://en.wikipedia.org/wiki/Blue_Microphones
- “Logitech retires the Blue microphone brand.” Engadget. https://www.engadget.com/logitech-retires-the-blue-microphone-brand-083111975.html
- “NAB 2019: Deity Finally Releases Their New 2.4Ghz Wireless System.” PremiumBeat, April 8, 2019. https://www.premiumbeat.com/blog/nab-2019-deity-2-4ghz-wireless-system/
- “YouTube’s Creator Economy Impact.” Oxford Economics / YouTube. https://www.youtube.com/howyoutubeworks/youtubes-impact/
- “YouTube CEO Neal Mohan’s 2026 Letter: The Future of YouTube.” YouTube Blog. https://blog.youtube/inside-youtube/the-future-of-youtube-2026/





