フィルム・クロニクル– tax –
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連載ガイド——「フィルム・クロニクル」全20章の読みどころ
1839年、ダゲレオタイプが世界に発表された日から186年——写真用フィルムは誕生し、世界を席巻し、デジタル技術に「殺された」はずだった。ところが2020年代、フィルムは再び息を吹き返している。なぜフィルムは消えなかったのか? 誰がフィルムを復活させ... -
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写真の記録方法の概観——ダゲレオタイプからロールフィルムへ(1839〜1900年代) | フィルム・クロニクル(1)
フィルム・クロニクル(1) あなたが今、スマートフォンで何気なく撮る1枚の写真。その行為が「当たり前」になるまでに、人類は約160年の歳月を要した。写真の歴史は、光を化学的に定着させる技術の歴史であり、同時に「誰が写真を撮れるのか」という民主化... -
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Kodakの革命——「You Press the Button, We Do the Rest」(1888〜1930年代) | フィルム・クロニクル(2)
フィルム・クロニクル(2) 1900年、イーストマン・コダックは1台1ドルのカメラを発売した。ブローニーと名付けられたその箱型カメラは、写真の歴史において最大の転換点のひとつである。それまで中産階級以上の趣味だった写真撮影を、文字通り「誰でも」手... -
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フィルムフォーマット戦争——35mm、120、大判、そして消えた規格たち | フィルム・クロニクル(3)
フィルム・クロニクル(3) あなたが手に取るフィルムの「幅」は、偶然の産物ではない。 映画産業の残り物から始まった35mmフィルムが写真の世界標準となるまでには、数十年にわたる規格間の激しい競争——いわば「フォーマット戦争」があった。勝者がいれば敗... -
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カラーフィルムの民主化——Kodachrome、Ektachrome、Fujicolor | フィルム・クロニクル(4)
フィルム・クロニクル(4) 世界は、ある日突然「色」を手に入れたわけではない。 1935年にKodachromeが登場してから、誰もが気軽にカラー写真を撮れるようになるまでには、半世紀近い歳月と、化学者たちの執念と、企業間の熾烈な競争があった。カラーフィル... -
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フィルムメーカーの群雄割拠——Kodak・Fujifilm以外の巨人たち | フィルム・クロニクル(5)
フィルム・クロニクル(5) Kodak と Fujifilm の二強だけがフィルムの歴史を作ったわけではない。 ヨーロッパにはAgfa とIlford、日本にはKonica(小西六)、イタリアにはFerrania——世界各地で独自の技術と市場を築いたメーカーが存在した。彼らの盛衰は、... -
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インスタントカメラの衝撃——Polaroid、特許戦争、そしてInstaxの世紀 | フィルム・クロニクル(6)
フィルム・クロニクル(6) 撮ったその場で写真が出てくる。 現代の感覚からすれば当たり前に思えるこの体験は、1948年にEdwin Land(エドウィン・ランド)が世に送り出した「インスタント写真」によって初めて実現した。インスタントカメラは従来のフィルム... -
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写真が「消費」されるものになった時代——使い捨てカメラ、ミニラボ、そしてフィルム消費のピーク | フィルム・クロニクル(7)
フィルム・クロニクル(7) 写真は20世紀後半、かつてないほど「安く」「手軽に」「大量に」消費されるようになった。 使い捨てカメラの登場、街角のミニラボ(1時間現像サービス)の普及、そしてフィルム価格の低下が重なり、写真撮影は特別な行為から日常... -
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デジタル写真の黎明——フィルムを殺す技術はフィルム会社から生まれた | フィルム・クロニクル(8)
フィルム・クロニクル(8) 1975年、ニューヨーク州ロチェスター。Kodakの若きエンジニア、スティーブン・サソン(Steven Sasson)は、上司から「CCDで何かできないか」という漠然とした指示を受けた。彼が作り上げたものは、写真の歴史を根底から覆す発明だ... -
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カメラ付き携帯電話——写真を「撮る」から「送る」へ変えた破壊者 | フィルム・クロニクル(9)
フィルム・クロニクル(9) 2000年11月、シャープとJ-Phone(現ソフトバンク)が世に送り出したJ-SH04は、たった11万画素のCMOSセンサーを搭載した折りたたみ携帯電話に過ぎなかった。当時のデジタルカメラが200万画素クラスに達しつつあった時代に、11万画...
